こんにちは、モモンガ先生(@momonga_est)です!
教師をしながら、ブログを書いています!
詳しくはこちらにまとめてありますので、ぜひ読んでください。
【あなたにもできる!】ICT活用術シリーズでは、
「誰でも」「どんな時にでも」取り入れることができる
ICTの活用術を紹介していきます!
今日は、第2回目ということで、音楽科での活用術について紹介していきます!
ちなみに、【あなたにもできる!】シリーズの第1回目では、「一般編」として、
どんな授業にも取り入れられる方法を紹介しています。
もしよければ、こちらも見てください。
音楽科編を読むと、こんなことが分かります。
- 音楽科の授業での、ICTの活用術が分かる
- 音楽科の授業での、ICTの活用のコツが分かる
なお、各自治体や学校によって、導入されているアプリケーション等に違いがあるので、
どんな端末でもできることに絞って、紹介させていただきます。
それでは、見ていきましょう!
実技テスト
教師をされている皆さんなら、こんな経験はないでしょうか?
「リコーダーの演奏テストを1人ずつチェックしているけど、時間がかかるなぁ・・・。」
「この子、練習では上手なんだけど、テストになると緊張しちゃって上手く演奏できないなぁ・・・。」
そんな時には、動画撮影機能を活用しましょう!
やり方は以下のとおりです。
- 子どもの手元が映るように、タブレット端末のインカメラを起動させて机上に置かせる。
- 「制限時間」と、「制限時間内は伴奏を繰り返し流す」ことを伝える。(ループ再生)
- 「制限時間内であれば、いつ、何回挑戦してもよいこと」を伝える。
- 制限時間内に、演奏・確認を児童のタイミングでさせる。
- 一番上手に演奏できた動画を提出させる。
演奏動画の提出に関しては、
- 各自治体や学校で採用されているアプリケーション
- Microsoft Teams
など使うとよいでしょう。
教師が聴き取りをすると、他の子どもに目が届きません。
また、1人1分の演奏でも、35人いたら35分かかってしまいます。
カメラ機能を使うだけで、時間が生まれますし、子どもは一番上手な演奏でテストに臨めます。
本番で緊張してしまう子どもにとっては、より大きなメリットですね。
そして、評価の時期の判断材料にもなります。
学期末に振り返ることができるのも、大きなメリットです。
旋律づくり
音楽科の学習活動に「旋律づくり」ってありますよね?
みなさんは、どのようにして旋律づくりをさせていますか?
私は、以前は旋律づくり用のワークシートを作っていました。
しかし、紙の管理はかさばって場所を取りますし、内容の確認も大変ですよね。
そこで、Microsoft社のFormsというアプリケーションを使った方法を考えました。
Formsでは、クイズやアンケートを作成することができます。
この機能を使って、旋律づくりを記録します。
やり方は、以下のとおりです。
- Formsを使って、アンケートを作成します。
- 各問に、音階を選択肢として用意しておきます。
1問目は1つ目の音の選択肢、2問目は2つ目の音の選択肢、といった感じです。 - アンケートを配布します。
配布できる(Teams等)アプリケーションを使ったり、QRコードで配布してもいいでしょう。 - 回答させます。
これだけで完了です!
Formsを使うと、結果をExcelで出力してくれるので、教師が集計する必要がなくなります。
また、データで保存できるので、場所を取らず、邪魔になりません。
これは、主に教師のメリットが大きい活用方法といえます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
音楽科の授業では、形になって残る制作物というのがあまりありません。
これが、学期末に私たち教師を困らせたりするんですよね。
しかし、動画撮影機能を活用するとデータが残るので、判断材料として使うことができます。
また、特に若年の先生は、
「この成績、根拠はある?」
と聞かれたりするのではないでしょうか?
そういう時に、自分の後ろ盾になってくれるのも心強いですよね。
今回紹介した「実技テスト」は、カメラ機能だけで行えるので、ぜひ取り入れてみてください。
今後もこのブログでは、
「教師になりたいけど、どうしたらいいんだろう…?」
という、教職を目指している方や、
「憧れの教師にはなったけど、うまくいかない…。」
といった現職教師の方にむけて、
教師になるための道のりや、現場での業務効率化の方法、授業で使えるアイデアなどを発信していきますので、
ぜひとも読んでいただけたらと思います!
それではみなさん、また明日!
気をつけ!礼!
さようなら!