こんにちは、モモンガ先生(@momonga_est)です!
教師をしながら、ブログを書いています!
詳しくはこちらにまとめてありますので、ぜひ読んでください。
先生方、働き方改革は進んでいますか?
出来ることなら、労働時間を少しでも短くしたいと思いますよね。
もしかして、職場や自治体が働き方改革を進めてくれるのを待っていませんか?
この記事の結論を先に言うと、
働き方は、自分で改革しましょう!
ということなんですが、そういわれても難しいですよね。
そこで今回は、働き方改革に本気で取り組み、月の時間外労働を50時間→20時間にした私が、
「自分で出来る働き方改革」をテーマに、私の実際の取り組みを紹介していきます。
この記事を読むと、こんなことが分かります。
- 働き方改革を自力で進めた方がいい理由
- セルフ働き方改革のコツ
- 私が進めた働き方改革
それでは、見ていきましょう!
働き方改革を自力で進めた方がいい理由
結論から言うと、
待っていても働き方はほとんど改革されないから
です。
私の本音としては、
働き方改革を待っていたら、定年退職してしまいます!
です笑
これは言い過ぎですが、スピード感はやはり遅い印象です。
私は、本質的に働き方が変わるのは、あらゆる手を尽くした最後だと思います。
近年は、採用試験の複数回実施、教員免許をもたない方の採用、教員免許更新制の廃止など、
どうにかして教員を確保しようと必死に画策していますね。
ですが、これらは教師の本質的な労働環境の改善にはなりませんよね。
あらゆる手を尽くしても改善できなかったときに、本質的な働き方改革が始まるのではないかと思っています。
つまり、自分の時間は自分で守るしかないんです!
だからこそ、この記事を読んで「セルフ働き方改革」を進めましょう!
セルフ働き方改革のコツ
まず、セルフ働き方改革を進めるための前提です。
それは、「働き方改革には邪魔者が入る可能性がある」ということです。
今までと違うことをしようとすると邪魔が入るというのは、よくある話です。
いきなり大きく変えると目立つので、少しずつ変えていくようにしましょう。
その上で、セルフ働き方改革のコツを紹介します。
これらを考えて進めていくと、上手くいきやすいです。
- 自分の裁量で進められる範囲から始める
- すぐに効果が出ることから始める
それぞれ、詳しくみていきましょう!
自分の裁量で進められる範囲から始める
一番簡単なのは、担任している学級のことから始めることです。
なぜなら、周りへの影響が少ないからです。
周りに関係がないからこそ、気楽に進めても大丈夫です。
さらに、加減も自分で出来るので、
時間をかけたいところはかける、時間をかけたくないところは削る
を自分でコントロールできます。
他にも、主任を務める校務分掌などは、
「このやり方でやりたいと思っています!」
と根回しをしておけば、やり方を変えやすいと思います。
すぐに効果が出ることから始める
効果がすぐに出ることから手をつけましょう。
理由は2つあります。
- 「働き方改革を進めるせいで時間がない」という状態になってしまうから
- 働き方改革が進んでいる実感が得られないから
働き方を改革するために、効果が出にくいことから始めると、労働時間はさらに伸びますよね。
労働時間が長くなればなるほど、効率や生産性は落ちていきます。
また、実感が得られないと、「上手く働き方改革ができているのか」と不安になりますよね。
出来ている実感がないと、長続きしないものです。
このように、効果が出やすいものから始めないと、挫折しやすくなります。
削れるところを先に削って、生まれた時間で、効果は大きいけど時間がかかるものに取り組むといいです。
私が進めた働き方改革
私がした働き方改革の中で、みなさんに紹介したいものはこちらです!
- ノートのコメント→スタンプ
- 宿題の丸つけは子どもがする
- 学級通信は画像多め+定型連絡
- ICTを活用
- タイピングスキルを高める
もう少し詳しく紹介しますね。
ノートのコメント→スタンプ
子どものノートを集めた後、1つ1つコメントを書いていませんか?
もちろんコメントを書くことは悪いことではありません。
子どもの意欲が高まることもあるかもしれません。
しかし、セルフ働き方改革を進める上では、削減していった方がいいです。
私は、道徳科はコメントを残しますが、それ以外はスタンプを押していることが多いです。
様々なコメントのスタンプ(OK、その調子!、よくできました!など)を用意しておき、
ノートに応じて押すようにしています。
初期費用は掛かりますが、簡単に導入することができます。
そして、すぐに効果が出るのでおすすめです!
宿題の丸つけは子どもがする
子ども達の宿題を、先生が丸つけしていませんか?
簡単なものでも、1人で丸つけをするとなると、それなりの時間がかかります。
私が担任している学級では、子ども達は自分で丸つけをしています。
私は、正しく丸つけが出来ているかを確認して、スタンプを押しています。
しかし、このやり方だと、
答えを見て宿題をしてくるんじゃないの?
と思う方もいるかもしれません。
なので、私は答えを作成して、黒板などのみんなが見られるところに掲示しています。
子ども達は登校してから、丸つけをして提出しています。
これも、簡単に導入出来てすぐに効果が出るのでおすすめです!
学級通信は画像多め+定型連絡
担任をしていると、学級通信を出すことがありますよね。
私は、A4サイズの学級通信を隔週で出しています。
その時に、学級の様子の写真を2~3枚張っています。
これだけで、文量はかなり減ります。
保護者としても、文を読むより画像で見た方が分かりやすいと思うので、お互いにメリットがありますね。
また、学級通信の最後で、翌週からの給食当番を連絡しています。
ここは名前を変えるだけなので、内容を考える必要もありません。
このようにするだけで、思考にかかる時間はかなり減ります。
学級通信のフォーマットをいきなり変えると違和感がある場合は、
翌学期や翌年度から始めてみるといいですね。
ICTを活用
こちらは少しコツがいるかもしれません。
苦手な方にとっては少し時間がかかると思います。
つまり、「すぐに効果が出る」わけではないかもしれません。
しかし、取り組むメリットはあります。
- 教具の作成時間が短くなる
- 教具を持ち歩く手間が減る
- データなのでかさばらない
など、今後のことを考えると、役に立つと思います。
1つ1つ紹介していくと長くなってしまうので、このブログで紹介している、
「あなたにもできる!ICT活用術」シリーズを読んでみてください。
どの自治体・端末でもできる方法で、ICTを活用する方法を紹介しています。
タイピングスキルを高める
私は得意だったので練習はしていないのですが、苦手な方にはぜひ取り組んでほしいです。
タイピングスキルを高めるのには時間がかかりますが、身に付けておいて損はないと思います。
みなさんのタイピングの速さはいかがですか?
私の周りでは、比較的遅い方が多いような印象です。
パソコンは必ず使うものなので、この時間を減らせると作業効率が一気に高くなります。
おすすめの練習方法は、タイピングゲームをすることです。
以下におすすめのタイピングゲームのリンクを貼っておきますので、ぜひ挑戦してみてください。
寿司打・・・流れてくる寿司に書かれた文字を打っていきます。高級コースをクリアしましょう。
e-typing・・・シンプルなタイピングゲームです。スコア250以上を目指しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
すぐに出来るものから期間が必要なものまで、いくつか紹介しました。
いろいろと紹介しましたが、学校の実態や先生方のスキルによって出来ることは変わってきます。
出来ることから少しずつ取り組んでいきましょう。
それがいつか、大きな改革につながります!
みなさんの働き方が、少しでも良くなりますように。
今後もこのブログでは、
「教師になりたいけど、どうしたらいいんだろう…?」
という、教職を目指している方や、
「憧れの教師にはなったけど、うまくいかない…。」
といった現職教師の方にむけて、
教師になるための道のりや、現場での業務効率化の方法、授業で使えるアイデアなどを発信していきますので、
ぜひとも読んでいただけたらと思います!
それではみなさん、また明日!
気をつけ!礼!
さようなら!