こんにちは、モモンガ先生(@momonga_est)です!
教師をしながら、ブログを書いています!
詳しくはこちらにまとめてありますので、ぜひ読んでください。
今日は、小学校の担任の一日について紹介していきます。
この記事を読むと、こんなことが分かります。
- 学級担任が、どんな一日を送っているのかが分かる
- 担任教師の仕事を、より詳しく理解できる
教師の仕事内容については、この記事でも紹介しています。
ぜひ読んでもらえると嬉しいです!
ちなみにですが、この記事で紹介した一日の流れは、あくまで私の一日の流れです。
個人差はありますので、その辺はご了承ください。
それでは、見ていきましょう!
午前
午前中には、主な仕事といえるものがたくさんあります!
教師といえば、みたいなものです。
なお、便宜上、午前を昼休みの前までにしています。
それでは、順番に見ていきましょう。
8:00 出勤
わりと遅い方だと思います。
もっと早くから職場にいて、仕事をされてる先生の方が多いと思います。
実際に私が出勤した時には、ほとんどの先生方は出勤されています。
出勤したら、
- その日の授業で使うものの作成(簡単な物)
- その日の授業のおさらい
をさらっとします。
準備が出来たら、教室に上がります。
8:30~8:45 朝の会・朝学習
8:30になると、朝の会が始まります。
学校によっては、朝ホームルームと言ったりするんでしょうか?
朝の会では、
- あいさつ
- 健康観察
- 今日のめあて
- 一日の流れの確認
- 連絡事項の伝達
などをします。
その後、朝の学習をします。
漢字や計算など、短時間で終わるもの・繰り返し取り組んで習熟を目指すものなどに取り組みます。
8:50~12:15 授業
教師の醍醐味かつ主な仕事!
小学校教員の場合、全教科の授業を一人でします。
学校や学年によっては、専科教員(特定の教科の授業のみをする教師)の方が、代わりに授業をしてくれたりします。
担任はその間は「空きコマ」というフリーの時間になります。
その間に提出物のチェックをしたり、授業の準備をしたりします。
午前中には基本的に4コマの授業があり、ノンストップであっという間に時間が過ぎていきます。
こんなことを言うと、
いやいや、5分休みとか15分休みとかあるじゃん。
という声が聞こえてきますね笑
あくまで私の体感ですが、
5分休み・15分休みなんて、あってないようなものです・・・。
「〇〇くんが~・・・」
「さっき怪我をして~・・・」
「さっきの授業の~・・・」
「昨日、○○に遊びに行って・・・」
が、ひっきりなしに舞い込んできます。
学年が下がれば下がるほど、これが多くなります。
とっても可愛いんですが、常に子どもの話を聞きながら、準備・作業をしなければならないというのは、苦手な人には大変かもしれません。
12:15~13:00 給食
4時間の授業を乗り切ると、子どもたちが大好きな給食の時間がやってきます。
当番の子どもが給食室に取りに行き、教室まで持って上がって、配膳をします。
低学年の場合は、7年生と呼ばれる管理職や事務職員が日替わりで手伝ってくれたり、担任がつぎわけたりします。当番の子どもたちはつぎわけられたものを、配膳します。
学年が上がってくると、当番の子どもたちが自分達でつぎわけて、配膳までします。
子ども達は、
「先生の分は多めね!」
といって、多めによそってくれたりします。
あまり人気のないメニューの時は何もないのですが、
みんなが好きなメニューの時には、特に食べ盛りの子が、
「先生ずる~い!」
とブーイングをすることもあります笑
「身体の大きさに合わせた量なんだよ。」
と説明しています。
実は、給食の時間は、かなり気を遣います。
理由は、以下の2つです。
- アレルギー対応
- 黙食
アレルギーがある子には、複数の職員で対応します。
ダブルチェック、トリプルチェックをして、間違って配膳をしていないか、繰り返し確認をします。
そして、コロナ禍で、給食時間中は黙食をするように指導をしています。
子どもたちはだいぶ慣れたようですが、やはり話してしまう子どももいます。
立場上、指導はするのですが、心の中では、
おしゃべりしながら食べたいよね・・・
と思っています。
給食を食べ終わると、当番の子どもが食器などを給食室に返しに行きます。
午後
午前が終わると、体感では7割の仕事が終わったように感じます。
肉体的・精神的にかなり疲れがたまってきます。
午後の流れを見ていきましょう。
13:00~13:45 昼休み
法定の休憩時間は、この時間に設定されていることが多いのではないでしょうか。
子ども達は外で遊んでおり、教師は職員室で休憩をとる・・・
なんてことにはなりません。
しっかりと休憩をとれている先生はいるのでしょうか・・・?
と思うくらい、教師の休憩時間は形骸化されていると思います。
私は、午後の授業の準備をしたり、子ども達とお話をしたりしています。
個人的には、昼休みにじっくりと子どもたちと話すことで、良好な関係が築けると思います。
実際に、若手教員を指導する際に、
「休み時間は、子どもと一緒に遊びましょう」
という指導をしている方を見ます。
間違ってはいないと思いますが、そうすると、結果的に休憩時間はないということにはなりますが・・・。
13:45~14:05 掃除時間
子どもと一緒に掃除をする先生もいれば、職員室で事務作業をしていたり、昼休みに起こったトラブルの対応をしている先生もいます。
子ども達は、校内の様々な場所を分担して掃除します。
掃除場所によって人気・不人気が分かれます。
なんとなく、黒板掃除が人気なような感じがしています。
普段あまり触ることがないからでしょうか。
海外では子どもが掃除をすることはあまりないそうですが、
個人的にはためになる時間だと思っています。
ほうきと雑巾でする必要があるのかは別として、
掃除の仕方は知っておいて損はないと思います。
14:05~15:40 授業
午後の授業は、学年や曜日によってコマ数が違います。
昼休みでエネルギーを発散してきた子は、午後の授業は少し静かになっています笑
私は、頭を使う授業はなるべく午前に入れて、午後は楽しめる活動が多いような授業にしています。
15:40~ 帰りの会
いよいよ帰りの会です。
帰りの会では、
- いいところみつけ
- 係の時間(準備が素早く終わった日)
- 連絡事項の伝達
- あいさつ
という流れで進みます。
基本的に、帰りの会は素早く終わりたい主義です。
なので、連絡事項の伝達は緊急性のあるものだけにしています。
帰りの会は、教師が話す時間を短くして、あっさりと帰らせています。
16:00~ 雑務・事務処理・授業準備
子ども達が帰ったら、ひとまずほっとできます。
子どもが帰った後、そのまま教室の清掃やその日の授業のノートチェックなどをして、職員室に戻ります。
職員室に戻ったら、事務仕事を片付けたり保護者に連絡をしたりします。
また、次の日の授業の準備もします。
放課後には、プリントや黒板掲示などの印刷物を準備することが多いです。
私は、授業の準備については、前の日にはあまりしません。
単元に入る前に、授業計画をまとめて作成しているので、授業をする日の朝にさらっと確認しています。
また、日によっては分掌(学校全体に関わる仕事)の仕事を片付けたりします。
17:30 退勤
様々な仕事を片付けたら、退勤です。
おそらく、この時間での退勤は早い方だと思います。
定時ぴったりで帰る先生もいないわけではないですが、少数派ですね。
私の学校にはいませんが、聞いたところによると、22時まで学校にいらっしゃる方もいるそうです・・・。
退勤時間は、いろいろな要因によって変わります。
通知表を作成する時期はもちろんですが、
下校後に保護者から、
「学校で○○があったと聞いたんですけど・・・」
というように、トラブルに関する電話がかかってくることもあります。
そんな時には対応をする必要があるため、退勤時間は遅くなることになります。
本来は業務時間外なのですが、立場上どうしても対応しなければなりません・・・。
まとめ
いかがだったでしょうか?
教師の皆さんからしたら、
「あるある!」「分かる!」
という内容だったのではないでしょうか?
教師じゃない方からすると、意外な一面もあったかもしれません。
この記事を通して、教師の仕事を少しでも知ってもらえたらと思います。
今後もこのブログでは、
「教師になりたいけど、どうしたらいいんだろう…?」
という、教職を目指している方や、
「憧れの教師にはなったけど、うまくいかない…。」
といった現職教師の方にむけて、
教師になるための道のりや、現場での業務効率化の方法、授業で使えるアイデアなどを発信していきますので、
ぜひとも読んでいただけたらと思います!
それではみなさん、また明日!
気をつけ!礼!
さようなら!