こんにちは、モモンガ先生(@momonga_est)です!
教師をしながら、ブログを書いています!
詳しくはこちらにまとめてありますので、ぜひ読んでください。
今日は、教員採用試験の一次試験の対策方法について紹介していきます!
この記事を読むと、こんなことが分かります。
- 教員採用試験の一次試験の内容が分かる
- 一次試験の試験科目の勉強方法が分かる
まず伝えておきたいのが、教員採用試験の内容は自治体によって異なるということです。
今回は、一般的な一次試験内容について解説していきます。
それでは、見ていきましょう!
教員採用試験 一次試験の内容
教員採用試験の一次試験には、
- 適性検査
- 筆記試験
- 面接試験
- 小論文
が課されることが一般的です。
模擬授業や実技試験は二次試験以降に課されることが多いので、二次試験の勉強法の記事で書きますね。
それぞれ、具体的に解説していきます。
適性検査
適性検査というのは、簡単な心理テストのようなものです。
クレペリン検査またはSPIであることが多いようです。
また、性格検査のようなものをすることも多いようです。
私が受けた自治体では、性格検査とクレペリン検査でした。
適性検査については、よっぽどのことがない限り落ちることはないようです。
個人的には、勉強時間はあまり割きたくないところです。
性格検査とクレペリン検査については、対策の効果があまり高くありません。
なので、勉強をするならSPIかと思います。
SPI対策のおすすめ本は、この3つです。
- 2024年度版 文系学生のためのSPI3完全攻略問題集
- 2023最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
- これが本当のSPI3だ! 2024年度版 【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 (本当の就職テスト)
それぞれの長所を紹介していきますね。
2024年度版 文系学生のためのSPI3完全攻略問題集
私の個人的おすすめNo.1です。
私は理系なのですが、説明の分かりやすさはこれが一番だと思います。
図解や注釈を用いて、なるべくつまずかないように意識されて作られています。
算数・数学が苦手な人には特におすすめできる一冊です。
2023最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
こちらは、丁寧な解説が特徴の問題集です。
細かく説明されているので、どのように考えてどう解いたら良いのかが分かりやすい一冊です。
理屈が分からないと納得できない方にはおすすめです。
また、簡単に解く方法・考え方が書かれているので、
「解き方や理屈を理解しつつ、本番では素早く解く」
というのを目指す方にも合っているかもしれません。
そして、この問題集には、性格検査の例題も載っています。
先ほど、性格検査の対策の効果はあまり高くないと書きましたが、
「一冊で両方対策できるなら・・・」
と思う方は、買ってみてはいかがでしょうか。
これが本当のSPI3だ! 2024年度版
キャッチ―なイラストが特徴で、親しみやすい一冊です。
この参考書の特徴は、問題を解く流れを可視化しているところです。
「そんなの、どの問題でもしてるでしょ?」
と思うと思いますが、特に分かりやすいんです。
問題を解いていく過程で、「何をしているのか」が式と並列に書かれています。
なので、
「段階を踏んで解いていきたい人」
「順を追って解説をしてほしい人」
に適した一冊です。
筆記試験
筆記試験は、
- 一般教養
- 教職教養
- 小学校全科・専門教科
に分かれています。
いろいろな参考書が出ているのですが、私は一択だと思っています。
それは、東京アカデミーが出版している、
です。
いろいろな問題集を買いましたが、合格してみて思うのは、
「オープンセサミシリーズだけでよかったなぁ」
です笑
必要な範囲を網羅していて、このシリーズだけやっておけば問題ないです。
また、出題範囲に応じて冊子が分かれているので、苦手な範囲だけ買うということもできるので、
「分厚い参考書の中から覚えたい範囲を探して・・・」
ということもなくなります。
面接試験
面接試験は、一次・二次両方で行われることもあるので、対策には力を入れておきたいところです。
面接試験では、次のようなことが聞かれます。
- 志望動機
- 目指す教師像
- 育てたい教師像
- 自治体の教育方針・教育目標
- 自治体の教育的課題
- 場面指導
志望動機や目指す教師像については、ぜひ深掘りしておくことをおすすめします。
自分ででもいいですし、家族や友人などに話してみてください。
その時に、「なぜ?」をたくさん出してもらうようにしましょう。
「なぜ?」に答えていく中で、自分も意識できていなかった教職への思いに気付くことができると思います。
場面指導については、以下の書籍をおすすめします。
近年話題になっている教育的課題も取り上げており、まさに「必修」と言えます。
ちなみに、私は全てのテーマに対してしっかりと答えを用意することはできませんでした・・・。
体感では7割くらいだったと思います。
面接試験のコツ
みなさんに覚えておいてほしいコツは、以下の2つです。
- 結論→理由
- 質問の出口を絞る
それぞれ、解説していきます。
結論→理由
これはどういうことかというと、
「私は、○○と考えます。
理由は3つです。
1つ目は、~です。
2つ目は、~です。
3つ目は、~です。」
というように、結論を先に話して、理由を後から伝えるという話し方です。
こうすると、聞き手は結論を頭に置きながら話を聞けます。
それによって、話し手であるあなたの話を理解しやすくなるのです。
あなたの発言について、詳しく聞きたいなと思ったときには面接官の方から尋ねてくるので、
少し短いくらいの返事の方がいいです。
質問の出口を絞る
先ほど、場面指導・面接対策の必須テーマについてのお話をしました。
私が教員採用試験に合格したのは、この考え方があったからだと思っています。
それが、「質問の出口を絞る」というものです。
面接においては、様々なテーマで質問をされます。
しかし、テーマは様々でも、回答の王道というものがあります。
つまり、
「AというテーマでもBというテーマでも、結論はCにもっていく」
というふうに、王道の答えにつなげていくのです。
全てに適用できるわけではないですが、似たテーマであれば、同じ結論にもっていきやすいと思います。
これをすると、短い時間で多くのテーマの答えを用意できるので、試験勉強の効率が上がります。
ぜひ試してみてください。
小論文
テーマに沿って、600~1200文字程度で論述する試験です。
テーマは様々ですが、教育的課題に関する指導や、教師観・教育観についてのテーマが多いです。
小論文対策のおすすめはこちらです。
小論文の原点ポイントを分かりやすくまとめています。
これを意識しながら、先ほど紹介した教員採用試験 面接試験・場面指導の必修テーマ100 2023年度に沿って
小論文の練習をすれば、小論文で点数を失うことはないでしょう。
ただし、テーマが自分に関することだった場合、注意が必要です。
参考書に書かれていることはあくまで例です。
自分に関する質問に答えられるようにするためには、面接試験の項で紹介したように、
「なぜ?」と繰り返し考えることで、自分の価値観を深めておくようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
教員採用試験の倍率が下がっているとはいえ、不合格者がいないわけではありません。
誰でも、不合格者の一人になりたくはないですよね。
そのためには、勉強あるのみです!
日々の積み重ねが、本番で力になります。
あなたが目指す教師像に近づけるように、まずは教員採用試験から頑張ってみましょう。
教師として会えるのを楽しみにしています。
今後もこのブログでは、
「教師になりたいけど、どうしたらいいんだろう…?」
という、教職を目指している方や、
「憧れの教師にはなったけど、うまくいかない…。」
といった現職教師の方にむけて、
教師になるための道のりや、現場での業務効率化の方法、授業で使えるアイデアなどを発信していきますので、
ぜひとも読んでいただけたらと思います!
それではみなさん、また明日!
気をつけ!礼!
さようなら!